医学統計学の正しい知識と理解の普及を図るための研究・教育・啓蒙活動を行うとともに
新しい統計手法を開発する研究を活性化するための広場を提供しています
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 令和6年度第1回セミナー      (終了しました)         (PDFご案内ダウンロード 5MB)


統計学のセンス

- データを見る目、統計手法の選び方、結果の解釈 -
Good Taste in Biostatistics  - How to look, select and interpret ? -
講 師: 丹後俊郎(医学統計学研究センター)
日 時: 令和6年4月18(木)   PM1:15~PM4:30
場 所: 東京茶業会館 6F会議室(港区東新橋2-8-5)
内 容:   今日、無作為化(ランダム化)比較試験(RCT, randomized controlled trial)は新しい治療 (treatment)、より広くはヒトの健康に良い方向への効果が期待される介入(intervention)の
効果を科学的に評価するために実施される実験であり、最も質の高い科学的根拠を提供できる研
究デザインであると言われている。そのデザインと統計解析に関しては、(生物)統計学者に
よって数多くの方法が開発されてきている。一方で、最近は、AI(人工知能)、ビックデータの
解析への期待が高まっているが、過去の大量の診療記録を整理して、データベース化して、
AIを応用する、あるいは、ビックデータ解析を行えば、 何か素晴らしい結果が得られる、 と
考えるのは、大きな間違いである。過去の診療記録には魔物が住みついていることに注意し
なければならない

本セミナーでは、統計学的推測の基礎となる用語 random(無作為な、任意の、でたらめな、
偶然の、確率的な、ランダム)に焦点をあて、

1)治療法の比較においては、なぜ、無作為化 (randomization) が必要かつ重要なのか?
   (よく言われる「比較可能性(comparability)」は「性質」であって「本質」ではない!)
2)そもそも、無作為化に使用される乱数(random number)とは一体何なのか?その効用は?
  (実は、乱数の発見は20世紀の大発見とも言われている?)  
3)教科書には統計学的推測が相手にするのは母集団から無作為に抽出された標本(random
     sample)とあるが?  
4)無作為化が不可能な観察的研究(observational study)では、どのような問題点が存在する
     のか?

など、研究デザインを考えるときに生じる統計学的諸問題を解説する。データを見る目を磨き、
センスある研究を 遂行するためには、統計学のセンス、とりわけ、乱数、無作為化の役割と
その重要性を認識することが、その ファースト・ステップとして必要不可欠である。
参考書籍:  ★丹後俊郎著. 新版「統計学のセンス -デザインする視点・データを見る目」朝倉書店、2018.
丹後俊郎、Taeko Beque.統計解析の英語表現 ― 学会発表,論文作成に向けて、朝倉書店 (2009)
※ 参考書籍は必須ではありません
参加費: 参加申し込み区分(税込):
A:アカデミック 12,000円 (大学・病院・大学に所属する研究機関所属の方 )
B :ノン・アカデミック 24,000円
申し訳ございませんが、インボイス制度対応しておりません
最小催行人数: 5名
開講10日前4/8迄に最小催行人数に達しない場合、中止となる場合がございます。
予めご了承下さい。
セミナーについての
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キャンセルポリシー: 
セミナー開催の有無と参加費のお支払いについて
開催日の10日前4/8 (月)までに開催の有無をご連絡させていただきます。その時点で振込先
の連絡を申し上げます。(請求書をご希望いただいた方には請求書をお送り致します。)振込は
4/30(火)までにお願い致します。請求書、領収証、参加証明書の発行は、基本省略させていた
だきますが、ご希望される方に発行致しておりますので、備考欄でその旨、お申し付け下さい。

キャンセルポリシー
セミナー開催の4日前4/14(日)23:59まで無料でのキャンセル承ります。4/15(月)以降はキャンセル不可、全額のキャンセル料をご請求させていただきます。ただし代理受講を認めます
ので、代理の方に受講いただく際には、代理いただく方の氏名、所属、連絡先をご連絡下さい。
参加申込方法:  参加希望の方で、上記にご了解をいただけます方は、4/15(月) までに参加申込をお願い
致します。参加申し込みはe-mailにて承ります。

宛先: secretary@medstat.jp
件名: 4月18日第1回セミナー参加申込
本文: 以下のA~Dを記入してお申し込みください。

A.ご氏名

B.ご所属

C.参加申し込み区分 
1: アカデミック 12,000円 (大学・病院、またはそこに付属する研究機関所属の方)
2: ノン・アカデミック 24,000円 申し訳ございませんが、インボイス制度対応しておりません

D. 備考覧 
請求書・領収書・参加証明がご入用の際は、こちらでご入用の書類をご指示下さい。こちらで
ご要望い ただかない場合には書類発行基本省略させていただきますのでご了承ください。

参加申し込みいただいた方には、「セミナー参加申込受付完了」のメールをお送り致しますので、
申し込み後数日たってもこれを受信しない場合は、再度ご連絡下さいますようお願い致します。

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